生理的なおっぱいの張り

出産後の2日目から5日目に、乳房の血液の循環が良くなることでより多くのリンパ液が乳房から分泌されて、おっぱいに張りを感じる場合があります。乳房が硬くなったり、腫れたり、熱を帯びたように感じ、少し赤みがかることもあるでしょう。これは母乳の「出始め」を知らせる良い兆候です。
最初の2~3日

最初の2~3日

出産後の最初の2~3日間は乳房は柔らかいままで、最初の母乳である初乳が分泌されます。初乳の色は人によって様々で、量は少ないように感じますが、赤ちゃんにとってちょうど良い量が分泌されています。初乳には、新生児を守る免疫要素が豊富に含まれています。

72時間もすると、お母様は乳房の変化に気づき始めます。母乳の分泌量が増え、初乳が成乳に変わり始めるにつれて、乳房が張り、固くなって熱を帯び、敏感になります。この乳房の張りの変化は、生理的な乳房緊満と呼ばれます。

乳房に不快感を感じるお母様もいれば、 ほとんど変化に気づかないお母様もいます。軽度から中等度の不快感は一般的で正常なものです。この症状は通常は約18~24時間ほど続きます。お母様によってそれぞれ状況は異なるため、生理的乳房緊満は長く続く場合もあれば、それより短い場合もあります。

母乳の出始め

母乳が出始める頃について

お母様のおっぱいは時間をかけて調整し、赤ちゃんにちょうどよい量の母乳を分泌するようになります。おっぱいが張って極度に痛んだり、長期にわたる場合は、ラクテーション・コンサルタントまたは専門家にご相談ください。赤ちゃんが母乳を頻繁に飲むことで、おっぱいの張りは和らぎます。ですから、24時間内に、最低でも8~12回は授乳するようにしてください。赤ちゃんが正しく吸てつできていなかったり、頻繁に母乳を飲んでいない場合、おっぱいが過度に張ることがあります。搾乳することでもおっぱいの張りを和らげることができます。

おっぱいが張ると乳房や乳首の弾力性が減り、赤ちゃんが乳首を正しく吸てつできなかったり、乳頭痛につながる可能性があります。

生理的なおっぱいの張りは最初の4~5日でなくなります。張りが続くようであれば、医療従事者へご相談ください。授乳は頻繁に、必要なだけ続けてください。おっぱいの張りは、母乳の分泌過多ではありません。トラブルを避けるためにも赤ちゃんにおっぱいを頻繁に空にしてもらうことが大切です。

 

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