妊娠から断乳までの女性の乳房の変化

赤ちゃんに母乳を与えるという体に生まれつき備わっている能力に順応するため、お母様の乳房は妊娠および授乳中に変化します。妊娠中はホルモンが変化し、乳房は母乳の生産に向けた準備に入ります。出産後はさらにホルモンが分泌され、大量の母乳生産を誘発します。
妊娠

妊娠中の乳房の変化

妊娠中はホルモンが乳房の乳腺組織の成長を促し、乳房が大きくなります。乳首がより敏感になるにつれて、乳首の周りの皮膚や乳輪の色が濃くなり、モンゴメリー腺(乳輪上の瘤)が大きくなり、乳首周辺を保護する液体を分泌します。

妊娠中期には乳房で初乳が作られ始めますが、通常はこれらは体内に吸収されます。初乳の漏れに気づく人も気づかない人もいます。どちらの場合でも、お母様の体は赤ちゃんが必要とする量の母乳を分泌できるようにできています。

乳房の大きさが小さすぎる、あるいは大きすぎるのでは、と気になる方もいるかもしれません。多くの女性は妊娠中に乳房が大きくなっていると感じますが、最終的には、母乳育児を成功させるにあたっては乳房の大きさは関係ありません。乳房が大きい女性も小さい女性も、母乳育児を成功させることができます。

出産後

出産後の変化

出産から3日~5日後に、胎盤からのホルモンレベルの低下に対する生理的な反応として、1日ほど乳房が固くなり、赤く、熱くなることがあります。乳房の血液循環が良くなり、胸部のリンパ液がより多く分泌されます。最初の数日間少量の初乳が出た後、およそ10日~14日以内に成乳にかわります。

乳房が不快で、過度に硬い場合は、看護師やお医者様に知らせてください。この時期に生理的におっぱいが張るのはよくあることですが、和らげる方法もちゃんとあります。

母乳分泌と断乳

授乳期の変化

最初の(およそ)3ヶ月間は、プロラクチンというホルモンが母乳の分泌を担っています。この時期、授乳前に乳房が張っているように感じることがあります。最初の3ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの吸啜で母乳の分泌が促進されるようになりこの乳房の張りを感じなくなりますが、赤ちゃんに十分な量の母乳はちゃんと分泌され続けます。

断乳後の変化

断乳後、妊娠中や授乳中に顕著だった乳房の変化の多くが元の状態に戻ります。母乳を分泌するための余分な乳腺組織は必要なくなり、妊娠前とほぼ同じ状態に戻ります。

女性によって、乳房はそれぞれ異なります。ご質問や心配事がある場合は、医療従事者やラクテーション・コンサルタントにご相談ください。

 

便利な製品
便利な製品
関連情報
関連情報

妊娠症状と体の変化

詳しく読む

バースプランと出産準備

詳しく読む