妊娠症状と体の変化

通常、月経の停止が妊娠の最初の兆候です。普段よりも疲れたり気分がすぐれないことが多くなり、乳房の変化に気づく方もいます。妊娠中、体は常に状況に対応し続けながら、出産の準備に入ります。
初期

妊娠初期

妊娠の開始時には、受精卵が子宮に着床する際に、軽い腹痛や少々の出血を伴う場合があります。予定日に生理がなく、妊娠している可能性がある場合、市販の妊娠検査を試すことができます。この検査は、生理予定日の2~3日後に行うと非常に正確性が高くなります。お医者様に妊娠を確認してもらい、妊婦健診についてアドバイスをもらいましょう。

妊娠早期の最も一般的な症状には、非常に疲れを感じるというものがあります。体は妊娠に適応するため忙しく機能しています。これが、極度の過労につながる場合があります。夜にはいつもより長めに睡眠を取ったり、昼間に昼寝をする必要があることもあります。

つわりは、妊娠の最初2、3ヶ月中に感じる吐き気のことです。経験する人もいますが、全員つわりになるというわけではありません。ホルモンによるもので、特定の食べ物や匂い、空腹の状態によって吐き気を催したり、時には嘔吐することもあります。大抵の場合、つわりは、予定されていた生理期間の後、妊娠検査が陽性になった後の2、3日後から始まります。通常、妊娠中期頃にはなくなります。

妊娠初期(第1週目~12週目)の体の変化について

  • 乳房の変化: 妊娠早期に、多くの女性が乳房の変化に気づきます。体内のホルモンが、授乳に向けて変化しているからです。乳房が敏感になったり、腫れる場合があります。乳首周辺に小さな瘤ができることもあります。モンゴメリー腺と呼ばれています。腺の分泌物が乳首と乳輪をなめらかにして、乳房を感染から保護します。妊娠中を通して、乳房は変化し続けます。
  • 成長する腹部: 赤ちゃんと子宮が大きくなるにつれ、ウエスト回りが広がり始めます。妊娠前のお母様の大きさによっては、妊娠中期まで変化に気づかない場合もあります。
  • 肌の変化: 妊娠中、ホルモンが肌に余分な油を分泌するため、一時的にニキビが出る場合があります。
  • 頻尿: 妊娠初期の終わり頃には、大きくなる子宮が膀胱を圧迫するため、より頻繁に尿意を催すようになります。この圧迫により、咳やくしゃみをした時に尿が少し漏れる場合があります。
  • 感情的な症状: 気分にむらがあったり、忘れやすくなったり、集中できなくなる場合があります。これらの症状は、疲れやホルモン、妊娠に伴う感情が原因の場合があります。
中期

妊娠中期

妊娠初期に気分がすぐれなかった女性のほとんどが、妊娠中期には体調がずっとよくなり始めます。つわりが徐々に減り、気分のムラも少なくなり、より活力が高まります。体重の増加も激しくなり、残りの妊娠期間中、1ヶ月に2キロも増えていきます。マタニティウエアが必要になってくるかもしれません。

妊娠中期(第13週目~26週目)の体の変化について

  • 乳房の変化: 妊娠初期の頃ほど乳房は敏感ではありませんが、大きくなり続けて授乳の準備に入ります。乳腺が拡大することで、乳房が大きくなります。乳首や乳首の周りの肌の色のトーンが暗くなっていることに気づくかもしれません。瘤の中には乳首が乾かないように、油性物質がまだ残っている可能性があります。初乳と呼ばれる黄色がかった液体が、乳首からこぼれることがあります。
  • 肌の変化: 体が大きくなるにつれて、肌の一部分がギリギリまで伸びることがあります。皮膚の真下にある弾性繊維が破れ、ストレッチマークと呼ばれる、くぼんだ皮膚の線ができる可能性があります。すべての妊婦にストレッチマークが出るわけではありませんが、非常によく見られます。出産後、ストレッチマークは薄くなり、あまり目立たなくなります。
  • 背中、骨盤、腰の痛み: 大きくなる腹部を支えることで、背中を痛める場合があります。妊娠中ホルモンが、骨と骨を繋ぐ靱帯(頑丈な、ロープのような組織の束)を弛緩させることで、腰や骨盤の周りが痛み始めることがあります。出産に向けて、骨が移動し始めます。
  • 歯: ホルモンは口内の靭帯や骨にも影響を与えるため、歯がぐらつく場合があります。この症状は出産とともになくなります。しかしながら歯周炎や炎症、歯茎や歯の周りの組織に軽い炎症を起こしている場合は、治療が必要です。
後期

妊娠後期

赤ちゃんが大きくなるにつれ、体はより扱いにくく、重くなります。ベッドから出たり、椅子から立つなど、すべての動作に力が必要になります。妊娠初期に感じていた疲れが戻ってくることがあります。陣痛や分娩、親になる準備をするにつれて、より感情的になり始めることもあります。

妊娠後期(第27週目~臨月)の体の変化について

  • 乳房の成長: 乳首から初乳が漏れることがあります。母乳育児する場合、この初乳が赤ちゃんが最初に口にするものです。
  • 睡眠: 体が大きくなるにつれて、眠るために快適なポジションを見つけるのが難しくなります。横向きが最も適しています。左側を下にして眠ると、血液の循環が促進されます。
  • チクチクする痛みとしびれ: 体が膨張することによって神経が圧迫され、脚や腕、手にチクチクする痛みやしびれを伴うことがあります。腹部の皮膚の感覚がなくなることもあります。伸びたことが原因です。これらの問題は、通常出産後に解消されます。
  • 腹部の痛み: 子宮を支える筋肉と靭帯が、赤ちゃんが成長するにつれて伸び続けるため、痛み出すことがあります。
  • 息切れ: 子宮が上に向かって大きくなるにつれ、肺が拡張できる場所が少なくなります。息を切らすことがよくあることに気づくかもしれません。

女性によって、妊娠体験はそれぞれ異なります。ご質問や心配事がある場合は、医師や医療従事者にご相談ください。

 

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