役に立つ搾乳のコツ

搾乳器の使い方にはコツがあります。すぐ満足に使えないからといって諦めないでください。搾乳パターンに慣れるためのコツや、搾乳器を正しく扱うためのヒントをお伝えします。
リラックス

リラックスしている時の搾乳が一番です

次に挙げるヒントを、ご自身にあった方法を見つけるための参考にしてください。搾乳することで、毎日のストレスから解放される時間ができます。

  • いつも同じルーティンで搾乳することで、母乳の分泌が良くなります。いつも決まった時間に搾乳すると、お母様の体はその搾乳時間のためにより多くの母乳を分泌するよう備えることができます。
     
  • リラックスしていた方が搾乳は簡単にできます。ゆっくりと時間をかけてください。気持ちが焦っていると、母乳の分泌に影響します。深呼吸やマタニティクラスで習ったリラクゼーション方法を試してみたり、楽しい場面をイメージしてみるとよいでしょう(湖岸に座って日光浴している姿など)。
     
  • なるべく静かにできるところを探して、邪魔が入らないようにしましょう。
     
  • 必要なものはすべて、手の届くところに置いておきましょう。
     
  • 温湿布を胸にあてて、母乳の分泌や流れを促進します。
     
  • 射乳反射を促進するために、搾乳の前におっぱいをマッサージするお母様もいます。
     
  • 肩の力を抜き、背もたれ等で背中や腕がしっかりと支えられるような体勢をとります。
     
  • 搾乳器の搾乳口を親指と人差し指の間に持ちます。手のひらと他の指で乳房をささえます。こうすることで、搾乳口と乳房がぴったりとくっつき、搾乳口の端を乳房組織に押し付けることがなく、乳管を詰まらせることがありません。
     
  • 赤ちゃんの前で搾乳した方がやりやすいというお母様は大勢いらっしゃいます。赤ちゃんがそばにいない時は、赤ちゃんの写真を見たり、声を録音したテープを聴いたり、赤ちゃんの衣服の匂いを嗅ぐこともできます。
     
  • 搾乳前や搾乳中には、飲み物やヘルシーなおやつをそばに置いておきましょう。
     
  • できるだけたくさん休息を取ってください。
使い方

搾乳器の使用

  • 心地よく搾乳できる場所をみつけてください。
     
  • お母様の乳房の大きさにあった搾乳口(じょうごのような形状の搾乳器のパーツ)を選んでください。搾乳口で乳首をぴったりと覆うようにしますが、乳首が搾乳口の面に擦れず、前後に動けるだけのスペースは残してください。Medela(メデラ)では様々なサイズの搾乳口をご用意しています。
     
  • 最も快適な最大吸引圧で搾乳してください。最も快適な最大吸引圧とは、お母様が快適な状態で許容できる最大の吸引圧のことです。多少違和感(痛まない程度に)を感じるまで吸引圧を増やしてから少しづつ減らしていくことで、お母様にとって最も快適な最大吸引圧を見つけることができます。
     
  • 搾乳を成功させる秘訣は、射乳反射の誘発にあります。不快感や痛みがあると、母乳分泌の妨げとなります。
     
  • 母乳の分泌や流れを促進するため、搾乳前にはおっぱいをマッサージして、時には搾乳中もマッサージしてみてください。
     
  • ダブルポンプ(両胸同時乳)なら搾乳にかかる時間を半分に減らせます。ダブルポンプを使うとプロラクチンの数値が上昇するため、母乳の分泌量も徐々に多くなることがあります。 
     
  • 片胸ずつ搾乳する場合は、何回か交代してください。
     
  • 搾乳は痛みを伴うものではありません。痛みを感じたらすぐに搾乳を中止して、ラクテーション・コンサルタントにご相談ください。誤った方法で搾乳器を使うことで、敏感な乳房組織を傷つけないようにしてください。
母乳の量

母乳を保存する為の搾乳ですか?それとも母乳分泌を促進するためですか?

  • 母乳を保管する目的で搾乳するのであれば、朝の授乳の1時間後に搾乳してください。朝なら、午後や夜ほどお母様は疲れておらず、母乳もより簡単に流れます。
     
  • 母乳の分泌を促進することが目的であれば、2回目の授乳の後に毎回15分ほど搾乳してください。ほんの少ししか搾乳できなくても構いません。この搾乳動作によって、もっと多くの母乳を分泌するようにお母様の体が刺激されます。
衛生

搾乳中の衛生状態

  • 搾乳が手によるものか搾乳器を使ったものかに関わらず、搾乳前には手を洗うようにして、メーカーの取扱説明書に従って搾乳器や付属品を洗浄してください。
     
  • 搾乳した母乳を赤ちゃんに飲ませるのであれば、良い衛生状態に保つことが不可欠です。搾乳器のすべてのパーツと母乳を集めて保存するために使用する容器はすべて、使用前に洗浄し消毒してある必要があります。赤ちゃんが病気や早産の場合は、病院の指示に厳重に従ってください。

搾乳器は機器ですから、赤ちゃんに対して感じるものと同じ感情は刺激されません。それでもしばらくすると、搾乳器で射乳反射を誘発することができるようになります。辛抱強く、ご自身いたわりながら続けてください。

 

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